スペイン旅行(17)※スペイン旅行(17)-2004.4.8-テアトロ・ロマーノ(ローマ劇場)を見学し終わり、再びバス に乗る。 バスはマラガ港を通って、地中海沿いに西に走 る。 コスタ・デル・ソル(太陽海岸) 観光の国スペインの中でも、バカンスの時期には外国 人であふれかえるという、屈指のリゾート地が「コスタ・ デル・ソル」である。 ここは、マラガからカディスのいく つかの街を含む地中海沿岸地域で、その風土は一年 のうち殆どが晴天という。 恵まれた気候と、充実した ビーチ施設を最大の魅力として、最も観光客の多い時 期には、英語やドイツ語が主流になるほど、世界中の 人達から愛されている地域である。 観光客の殆どが、浜辺(プラヤ)で日光浴をするため に、ここにやって来る。 「バモス・ア・ラ・プラヤ!」(浜 辺に行こう!)という歌があるくらいで、この言葉が一 日中飛び交う。 真夏は、午後6時頃から日光浴を始めるのがベスト。 昼間はパラソルが必要。 夏時間では、夜10時ころ まで明るい。 スペインでは、夜10時頃から夕食が 始まる。 さて、バスはマラガ港から40分位で、リゾート地に着い た。 13:00に近かった。 日本でいうマンション風の ビルが林立している。住人の殆どは、イギリス、ドイツ、 その他のヨーロッパの人達である。 バスを下りて5分位、ビルの間を通って海岸に出る。 浜辺に立ち、地中海を眺め、抜群の爽快感を味わう。 海岸通りには、ずらーっとチリンギート(海の家)が並ん でいる。 海の家といっても、レストラン、バル、カフェや 土産物屋など色々で、軒を連ねている。 とある、一軒のレストランに入って行く。 通行人が多い のが難点ではあるが、海を眺めながらの食事も悪くない。 最初に、生野菜が盛りだくさんに出てきたのは有り難い。 ところが、メインディッシュはロブスターか土地の魚を期 待していたのに、なんと、チキンであった。 しかも、例 によりボリューム満点である。 時間は十分あるので、 ゆっくり食事をすればいいものを、どうも日本人はせっ かちのようで、皆30分位で食事を終え外に出て行く。 数人だけ、ワインを追加注文しながらのんびりと食事を している。 勿論私も、その内の一人である。 14:00過ぎ、レストラン前に集合。 次の目的地「ミハ ス」に向け出発である。 バスの駐車場まで少し歩かな ければならない。 途中、マンションの前庭に「ウチワ・ サボテン」が茂っていた。 ウチワ・サボテン サボテン科、原産地はメキシコで、多年草。 日本名 は団扇仙人掌で、当初はサボテンといえば、本種を 指していたらしい。 300年以上前に、日本に渡来し ている。 夏、茎の縁に黄色い花を咲かせる。 果実は赤紫色 に熟し、美味とはいえないが食べられる。 もっぱら、 観賞用として栽培されてきたが、棘をとってピクルス としたり、せき、解熱に薬効があるとして、汁を絞って 民間薬として使用される。 マラガより地中海沿いに西に走る 海沿いのリゾート ビーチ・コスタ・デル・ソル(太陽海岸) 追加画像は下記をクリックして下さい 海辺・太陽海岸へジャンプ |